◆ご当地グルメ
「市田柿」づくりQ&A
「市田柿」というのは、長野県下伊那郡高森町の市田地域
で栽培された渋柿のことで、その栽培の歴史は500年以上
といわれています。
またその周辺で栽培し干した柿のことを「市田柿」と呼び、
美容と健康にそしてやさしい天然の甘みが評判のブランド
になっています。
市田柿についてよくある疑問
1、市田柿の表面の白い粉ってな~に?
A, 表面の白い粉はブドウ糖の結晶です。
柿の皮をむいて干して乾燥させたものをよく揉むと、中から水分
と一緒に糖分がにじみ出てきます。この結晶がブドウ糖です。
このブドウ糖は天然の甘みですので低カロリー「脳の栄養源」。
直接効くから受験勉強やお仕事などに最適です。
2、干柿は体に良いって聞くけど効用は
A,ビタミンAと食物繊維、タンニンが豊富です。
みかんや人参、かぼちゃなどと同様に含まれるカロチンは体内
でビタミンAとなり、体の調子を整え視力を正常にします。
食物繊維は、腸の働きを活発にし便秘や肥満の解消に役立ち
ます。
タンニンは二日酔いを解消する成分です。
農家の努力がブランドに!!
栽培と加工は伝統的な手法で続けられけられています。
栽培~収穫
品質の良い干柿をつくるには、加工技術はもとより良い柿をつく
る事から始まります。施肥や剪定、摘果などの管理が大事で糖
度の増した干柿になります。こうした農家の皆様の一つ一つの
努力が地域ブランド「市田柿」として育っています。
皮むき~のれん掛け乾燥
柿の皮をむいて、のれん状に吊るし硫黄くんじょうを行います。
ハウスや家の2階、納屋の2階などで1ヶ月程乾燥します。
天気の様子を見ながら細かく窓の開閉を調節し、程度な温度
と湿度を保つよう工夫します。
柿もみ天日干し
皮むき後の35%程まで乾燥したあと、のれんから下ろし
1粒1粒丁寧に乾燥の度合いを見ながら、柿もみと寝せこみを
3~4回繰り返すと、白い粉にたっぷりと覆われた干柿が完成
します。
おいしい市田柿の出来上がり
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